memento mori

ずっと厨二病、私が文字で遊ぶ場所

「あなたの人生を語ってください」と言われたら、なんて答える?

「あなたの人生を語ってください」

そう言われると、なかなか思いつかないもの。

亀井勝一郎氏は「私は親鸞に出会えた」という謝念を真っ先に言うと答えるそうです。

亀井氏は、昭和期の文芸評論家。また、日本芸術院会員です。

 

 

自己PRは、就職の面接だったり、学校の面接だったり、様々な場所でのスピーチやインタビューでも考えさせられる項目です。

自己PRとはちょっと違うのかもしれませんが、「あなたの人生を語ってください」なんて、とんでもなく難しい質問。

 

私が中学生の時の話ですが

年齢も思春期真っ只中で、それなりに周囲の人間関係で悩みました。

ちょうど、パソコンが1家に1台以上持てるような時代に変わり、全国の人と情報の共有や交流ができるようになってきました。

自分なんかよりも、辛い思いをしている人なんてたくさんいたし、中には脱北者朝鮮人の女の子(日本語がとても流暢でしたが)もいました。

ネット上で言い争うこともあり、中学生ながら変な知恵ばかりついていた気がします。

 

そして気づくんです。

「言い方って大事だな」ってことに。

伝えたいことが、文字になるとニュアンスが違った形で伝わること。

それによって自分が傷付いたり、相手を傷つけたりすること。

それは次第に文字だけでなく、身近な人へかける口かは発する言葉でも同じことが起きるんだと実感していきました。

 

メールでも、対面でも、どう言えばきちんと伝わるのか。

ここはストレートに言ってもいいのか、オブラートに包むべきなのか。

割と熟考してから声に出すので、ものによっては会話が途切れることもあって周囲に「?」がいくつも浮かんでいたかもしれません。

人によっては「シカトか?」と怒らせていた可能性もあります。ごめんなさい。

 

 

そういった意味では、私は「人生を語ってください」を言われた時は

「言葉の重みを勉強する人生ですね」と答えるような気がしました。