memento mori

残せるものを、残せるだけ書き留めています

夜の深海

書きたいことは

山ほどあるのに

心が汚くて

言葉に詰まる

 

昔、つなビィってSNS

ポエムのようで

ただ愚痴を吐くような

誰にも言えないことを

ぽちぽち描くような

ことをやっててね

 

携帯のメール機能で

投稿できたのが

すごく楽だったなぁ

 

その時の私って

仕事もよくわかんなくて

でも当時は就職氷河期

今の子たちみたいに

失敗して怒られたり

迷惑かけて呆れられても

どうにか会社に齧り付くしか

選択肢はなかった

 

だってさ

今までだって何十社と

面接やって、やっと働けるのに

次がすぐに見つかる保証もないのに

辞めてどうするの?って

その間どうするの?って

そっちの方が不安だった

 

今の子たちって、代行を使ってでも

辞めていくよね

勇気あるなって思う

 

自分の希望が通らないとか

ミスって怒られたくない

行かなくなると気まずい

もう代行使って辞める

 

すごい流れだし、

すごい頭の回転早いし

自分を守るの上手いよね

やめた後の金銭的な不安とか

社会の目とか

親のこととか

どのくらい考えるのかは

知らないけど

でも、全部無視して

「私が嫌!だから無理!辞める!」

本当にすごいと思う。

 

私はとにかく必死に齧り付いて

職歴がつく3年は

泣いてでも行かなきゃって

思ってた

今でも悪い選択だとは思ってない

得るものだって

いっぱいあった

 

考え方が歪んだり

卑屈になったり

自信なくなったけど

そのおかけで

他人への優しさとか

言葉の使い方とか

今まで気付けないことに

気づいた気がした。

 

そういう、目に見えない

悲しさや

寂しさに

人の心の重みに

気づくような人になりたいって

思えるようになった

 

全っ然できてなくて

本当に凹むけど

 

考えれば考えるほど

私は本当にここに居ていいのか

不安になって

心も汚れていく